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【社説】朴槿恵氏証言、歴史の記録に残すべきだ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.29 16:48
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朴槿恵(パク・クネ)前大統領のいない「朴槿恵裁判」が現実となった。裁判所は昨日「被告人朴槿恵」に対して欠席裁判を進めた。朴前大統領が「正当な理由なしに出席を拒否し、刑務官による引致が顕著に困難だ」という点がその理由だ。朴前大統領は国選弁護人の面会はもちろん、裁判自体を「ボイコット」することにしたようだ。劇的反転がなければ、1審宣告は朴前大統領の肉声証言がただ一言もない非正常の状況から出る公算が大きくなっている。「世紀の裁判」との意味が大きく薄められるということから残念だ。

朴前大統領の弁論放棄はある程度予見されたことだ。朴氏は再拘束が決定された直後である先月16日、法廷で「ただ憲法と良心に従った裁判をするという裁判所に対する信頼がこれ以上意味がない」と宣言した。また「法の名前を借りた政治報復」としながら弁護団を撤収させて「獄中闘争」に突入した。朴前大統領の防御権放棄と欠席裁判にあたって法律上問題はない。今後の裁判は当事者が欠席した状態で検察の一方的な独走の中で速やかに流れるだろう。法的形式は満たされたかもしれないが、「半分裁判」という批判を避けることはできない。判決不服と消耗的論争も懸念される。

今回の裁判は、大統領弾劾という未曾有の事態が起きた原因と過程を究明し、不幸な歴史を繰り返してはならないという教訓の場になるべきだ。そのためには事件の中心に立っていた朴前大統領の証言を引き出さなければならない。問題の1次的責任は朴前大統領にある。「これが国か」というほど総体的混沌に落とした張本人が法廷に出て経緯と始末を率直に打ち明け、法の審判を求めるのが筋だろう。裁判所もより前向きな方案を提示し、朴前大統領を呼び出す努力をする必要がある。朴槿恵裁判を不十分な歴史の記録として残してはならない。

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