ソウル大の教授・学生が課外ボランティアで復活させた廃校危機の小学校
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.24 15:56
写真=江原道平昌郡新里小学校の児童がサツマイモとピーナッツの収穫を行っている。児童はハクサイも自分たちが栽培して毎年11月に一人暮らしの高齢者にキムチをプレゼントしている。
今月18日午前11時、江原道平昌郡大和面(カンウォンド・ピョンチャングン・テファミョン)にある新里(シンニ)小学校横に設けられた菜園。同校4~6学年の児童20人が、自分たちが植えたサツマイモの収穫のために鍬で土を耕していた。土の中に隠れていた大人の前腕ほどにもなる大きさのサツマイモが姿を表わすと、児童は「うわあ」と歓声を上げた。一部の児童は教師と一緒にサツマイモ畑の横に植えたピーナッツも収穫した。教師のイ・ヒジョンさん(44)は「数年前には学校に子供がおらず、廃校の話まで出ていた」とし「近くにソウル大平昌キャンパスができてからは学校に活気が戻り始めた」と話した。