【ニュース分析】ヨルダン原発、条件合わず事実上放棄(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.12 10:12
「受注は逃したが、ショックはない」。
ヨルダン原子力発電所受注戦から脱落した韓国電力公社(韓電)コンソーシアムから出てきた言葉だ。収益性がないという理由からだ。勝者は、アラブ首長国連邦(UAE)受注争いで韓国に敗れた後、雪辱を意気込んでいた日仏企業連合だ。
知識経済部(知経部)と韓電によると、ヨルダン政府は紅海沿岸のアカバ地域に1000メガワット級原発建設のための優先交渉対象者に仏アレバ社と日本三菱重工業のコンソーシアムを選定したという。先月初め入札に参加した韓電に対しては、駐韓ヨルダン大使館が10日、知経部を通じてこれを通知した。