中国製の偽物防ぐ秘密兵器とは?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.09 09:39
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化粧品ブランド「A.H.C」で有名なカーバーコリアも今年からマスクパック、アイクリーム、トナー化粧水などに造幣公社の紙幣の偽・変造防止技術者「エムボシング潜像」を適用した化粧品包装紙を使っている。(写真=カーバーコリア)
造幣公社は自分たちが持つ伝統の貨幣偽変造技術を応用して製品の正規商品認証技術に適用することにより「新しい事業領域」を切り開いた。2014年4276億ウォン(約419億)だった年間売り上げは2015年4595億ウォン、2016年4643億ウォンと3年連続で最大売上額を記録した。営業利益も2014年42億ウォン、2015年47億ウォンに続き2016年には59億ウォンを記録した。イ・コンチョル造幣公社セキュリティー製品事業団長は「貨幣製造市場規模が減っても売り上げが増えたのは保安技術の事業化により新規市場を切り開いた影響が大きい」と話した。
企業も脆弱な自社の認証セキュリティー技術より外部の検証された技術を使うことがブランド価値を容易に守ることができる方法だと判断している。特に包装紙で一般消費者が製品を区分できるという点が最も大きい長所だ。