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【中央時評】韓国には高く感じられる先進国への壁(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.06 16:38
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米国の場合、留学時代に目撃した場面がまだ脳裏から離れない。学生が座り込みをしている大学本部の建物。学生を説得するのに疲れた大学当局が選択したのは、裁判所から座り込み禁止命令書を受けるというものだった。反発が強まると考えた。しかし裁判所の座り込み禁止命令書が朗読されると、学生たちは黙って解散した。韓国の大学の総長室占拠事態に慣れている我々には衝撃的な事件だった。法の支配がどういうものか実感する瞬間だった。

英国での経験はよりリアルだ。英外務省の招待を受けて訪問の時期を調整する時だった。夏休み期間に訪問したいと伝えたところ、招待できないという回答を受けた。理由は簡単だった。夏に議会が休むためということだった。英国に招待するのは議会を見せるためということだった。英国議会は閣僚の席と野党の席の距離が短い。妥協の芸術をいかすためにそのように作ったという。大声で喚けば妥協を引き出す知恵が飛んでいくためだという。ウィリアム・ブラックストン卿が有名な言葉を残した。英国議会は男性を女性に変えること以外は何でもできるところだと。妥協ですべての問題を解決できるという言葉だ。大きな声で喚かなければいけない韓国の国会とは対照的だ。

法の命令に従う社会、議会の決定を尊重する社会。このような国が先進国ではないのか。しかし不幸にも韓国社会では法も通じず、議会も尊重されていない。ある民間研究所の信頼度調査によると、国会が最も低く、その次が司法府だ。

 
このため先進国への壁を越えられないのではという懸念が少なくない。とはいえ、そのまま座り込んでいるわけにはいかない。昨今の葛藤は先進国へ進む過程で経験する痛みでもある。上手くやればより高次元の新しい秩序を作り出せる新陳代謝の原動力になる可能性がある。それだけに我々はもう決めなければいけない。極端を排除して法と議会が支配する社会を作るために何をするのかを。

張達重(チャン・ダルジュン)ソウル大名誉教授・政治外交学


【中央時評】韓国には高く感じられる先進国への壁(1)

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