「昭恵スキャンダル」 森友学園理事長「安倍氏から寄付金」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.17 08:57
安倍晋三首相の夫人、昭恵氏から触発された私立学校法人スキャンダルに安倍氏本人も深く介入していたとする証言が登場した。しかも揮発性の高い発言の主人公が国有地払い下げ疑惑に関連している学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長ということで大きな波紋が広がっている。
朝日新聞によると、16日に現地調査を始めた参議院予算委員会の舟山康江・民進党議員は「(籠池氏が)安倍(晋三)首相から、(昭恵)夫人を通して100万円をもらった、と語った。時期は2015年9月ごろ」と記者たちに明らかにした。また、調査の過程で籠池理事長が「学園をつくりあげたのは皆さんの意思があって、その中に安倍首相の寄付金も入っている」と述べたと時事通信は伝えた。このことがどのような形であれ事実であるこことが明らかになった場合、安倍氏は政治的にも相当な窮地に立たされることになると日本の各メディアは分析した。
安倍氏は先月17日の国会で、自身の潔白を強調しながら「私や妻、事務所も含め、小学校の認可や国有地払い下げには一切関わっていない」とし「関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める」と述べていた。先月28日にも「(森友学園とは)個人的な関係は全くない」と断言していた。