【コラム】真心に国籍はない=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.05.06 16:56
「韓国の男性と恋をしているが、結婚するべきかどうか悩んでいる」。中国人の後輩はため息をついた。恋人が結婚して韓国で暮らそうというが、後輩が見た韓国ドラマの姑は怖く、心配しているという。ドラマと現実は違うと話しながら、自分の新婚時代を思い出した。
韓国人の夫と結婚し、ソウルで暮らすという言葉に、中国人の友人は祝う気持ちと心配が入り混じった表情を見せたりもした。韓国の男性と結婚したが、私は専業主婦でなく、私の夫の方が料理もうまいという話を、中国人の知人はあまり信じなかった。私の姑も心配は多かった。中国人の嫁はよくないという話ばかりしたという。中国で少し暮らしたことがあるという姑の知人は「中国人婿はOK、中国人嫁は絶対NO」と話したという。中国では男女が平等であるため女性の気が強く、男性の家事をよくするためだというのが理由だった。「子どもに勝つ親はいない」という韓国のことわざは正しいようだ。姑も心配を隠して私を家族として迎えたのだからだ。