円安ショック…韓国企業が1-3月期“マイナス成績”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.27 12:41
憂鬱な企業実績発表が続いている。円安と労使問題、国内外の景気沈滞が複合的に影響を及ぼした結果だ。予想外に高い数値(0.9%)が出た今年1-3月期の成長率が錯視である点も再確認された。特に自動車産業の実績不振が目立つ。
起亜自動車は26日、1-3月期の営業利益を前年同期比35.1%減の7042億ウォン(約625億円)と発表した。これは08年10-12月期(-63%)以来の最大減少幅。
現代車と起亜車は昨年7-9月期から3期連続で営業利益が減少し、現代車グループ全体の心配が深まった。売上高が増加した現代車とは違い、起亜車は1-3月期の売上高が前年同期比6%減の11兆848億ウォンだった。起亜車の不振は円安による価格競争力の低下、労働組合の週末特別勤務拒否による国内生産減少のためだ。国内工場の生産減少(-7,7%)を海外工場の超過稼働で埋められなければ、こうした実績も難しかった。