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<韓国旅客船沈没>追悼メッセージに表れた国民の心…「守れず、愚かな大人で申し訳ない」

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.05.06 15:33
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「多くの(菊の)花が胸を締めつける。申し訳ない。頭を上げることができない」「私がしてあげられることは一つもない。皆さんに申し訳ない」。弔問客は焼香所を出て、追悼メッセージの壁の前に立っても、罪人のようにうな垂れた。どういう言葉を書こうかと悩み、黄色い紙にまず書く言葉は「申し訳ない」だった。

3日、ソウル市庁前焼香所の弔問客10人に7人は追悼メッセージに「申し訳ない」と書いた。弔問客のキム・ジュンセンさん(24、大学生)は「あらゆる不正・不当に無関心で、自分の人生ばかり考えて生きてきたのが申し訳ない。罪の意識を感じる」と話した。

 
申し訳ない思いと無力感、罪悪感の情緒は、成人の弔問客により強く表れている。システムと構造的な問題が次々と明らかになっているが、その究極的な原因が社会の中枢である大人に帰結するという意識で「私たちのせい」と謝罪しているようだった。

中央SUNDAYの取材陣が京畿道安山花郎遊園地公式焼香所と安山中央駅広場、安山檀園高、ソウル市庁前の焼香所に書かれた追悼メッセージ200件を無作為に選んで分析した結果、最も多く使われた言葉は「申し訳ない」(91回)だった。似た言葉の「すまない」「ごめん」などを合わせると、メッセージの半分以上を占める。このほか、「大人」(35回)、「守ってやれず」(27回)が最も多かった。「何もできなかった」という言葉も4回登場した。

全南大のチョン・ミョンジュン教授は、ドイツの哲学者カール・ヤスパースの「形而上的な責任(metaphysical responsibility)」という概念を挙げた。アウシュビッツでユダヤ人が犠牲となる間に生き残った者として感じる罪悪感を意味する。チョン教授は「韓国社会で生徒は十分に遊ぶことができず、競争に埋没している」とし「韓国の特殊な状況が国民の遺憾と罪悪感をさらに深める可能性がある」と分析した。

生徒250人が死亡または行方不明となった安山檀園高の前は、大人の自省メッセージが特に多かった。「このような粗末な国に生まれさせて申し訳ない」「大邱(テグ)地下鉄惨事当時に友人を亡くしたが、今回も君たちを守れなかった。申し訳ない」「やってあげられることがなく申し訳ない」「卑屈で非良心的な大人が君たちを犠牲にさせた。醜い大人たちを許してほしい」。

専門家らはこれを一種の「誓い」の表現と解釈している。コ・ジェホン慶南大心理学科教授は「罪悪感を感じた人たちは、ばん回して許されるために、誰かを助けたいと思う性向がある」と話した。犠牲者を直接助けることはできないため、生き残った生徒にでも「助ける」という心を表現したという分析だ。

コ教授は「大統領をはじめとする政府がもっと積極的に申し訳ないという気持ちを表現するべきだった」とし「指導層が消極的に対処したため、むしろほかの人たちがもっと申し訳ない気持ちを抱くようになった」と語った。「自分の手で選んだ政府が子どもたちを助けることができず、罪悪感がさらに深まった」ということだ。

「愛」という言葉は「申し訳ない」の次に多かった。標本200件のうち41回も出てきた。このほか、天(27回)での幸せ(30回)と冥福(4回)、平安(3回)を祈るメッセージも多い。宗教によって「極楽往生」「天国」などの言葉も目を引く。

一方、珍島彭木(ペンモク)港では政府の無能さに対する怒りを表すメッセージが多い。「私の子ども」 などの言葉が多く、行方不明者の家族が書いたものも多い。行方不明者の家族が集まっている珍島室内体育館に寄せられた全国各地の救護物資にもメッセージがついている。「がんばってほしい」「必ず帰ってくることを祈る」など応援と希望の表現が中心だ。

(中央SUNDAY第373号)

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    2014.05.06 15:33
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    写真=「みんなに力を…」。先月29日、京畿道安山公式焼香所の掲示板に、ある子どもが残した追悼メッセージ。
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