ハンファ株が無期限取引停止…韓国10大グループで初めて
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.04 09:37
(株)ハンファが主要役員の横領・背任容疑で上場廃止をめぐる審査を受ける。これに伴い、ハンファ株は6日から無期限取引停止となる。(株)ハンファは韓国10大企業集団ハンファグループの実質的な持ち株会社で、10大グループの系列会社が上場廃止審査を受けるのは今回が初めて。
韓国取引所は3日、「(株)ハンファが金升淵(キム・スンヨン)ハンファグループ会長とナム・ヨンソン(株)ハンファ社長ら主要役員3人の横領・背任容疑発生事実を公示したことで、上場廃止実質審査の対象に該当するかどうか検討することにした」と明らかにした。
有価証券市場上場規定第80条によると、大規模法人は自己資本の2.5%以上の横領を公示しなければならず、同時に上場廃止実質審査の対象となる。検察は昨年1月30日、金升淵会長らハンファグループ役員11人を1918億ウォン(約140億円)の横領、2394億ウォンの背任、23億ウォンの脱税などの容疑で起訴した。横領・背任額のうち(株)ハンファに該当する金額は約899億ウォンで、自己資本(2兆3183億ウォン、横領当時の09年末基準)の3.88%にのぼる。