<済州国際観艦式>39隻の世界軍艦の海上パレード…基地の外では反対の旗

<済州国際観艦式>39隻の世界軍艦の海上パレード…基地の外では反対の旗

2018年10月11日16時27分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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「国際観艦式に反対する」。11日午前、西帰浦市江汀洞海軍基地で行われた済州国際観艦式の反対集会の旗。
  11日午前11時、済州(チェジュ)海軍基地正門の前。近海と基地などで2018大韓民国海軍国際観艦式が開かれる中で観艦式の開催に反対する市民団体の反対集会が続いた。

  江汀(カンジョン)村海軍基地反対住民会と民主労組など市民社会団体で構成された「2018国際観艦式反対平和の島済州を守る共同の行動」(共同の行動)の住民と活動家約200人はこの日午前、基地正門の前でピケデモなどの集会を進めた。

  一部のデモ隊は近海でカヤックに乗って海上デモに出たりもした。彼らはカヤックに乗ったまま、観艦式反対のカードセクションを利用したデモを行った。

  共同の行動は「世界平和の島済州で軍事力の誇示なんてどうしたことか」「済州道は米国のチェスボードではない」などの内容が書かれたピケとプラカードなどを手にしてデモを続けた。彼らは「国際観艦式は最近、韓半島(朝鮮半島)の平和の雰囲気に合わない」として「口先では韓半島の非核化を叫んで核空母を招待した政府と海軍は何を考えているのか」と批判した。一部の市民はデモ中に行事場所に入るバスなどを遮ったりもした。この過程で一部の市民とデモを阻止する警察の間でもみ合いが起きた。カン・ドンギュン前会長は「住民たちは基地建設の葛藤で過去11年間、あまりにも苦痛を受けてきた」として「政府と海軍の合作行為から始まった観艦式の開催で分かれた村の住民たちがまた苦痛を強いられている」と話した。

  一方、今回の観艦式を受け入れた江汀村会は江汀村が再び和合することができるという希望を抱えている。これに先立ち、政府の共同体回復事業の円滑な推進を条件付きで国際観艦式を受け入れたためだ。江汀村会のカン・ヒボン会長は「政府と疎通して共同体回復事業が順調に進められれば、江汀村が再び和合の道を歩むことができるだろう」と期待した。

  海軍関係者は「10日から14日まで済州海軍基地の葛藤で苦痛を強いられてきた江汀村住民たちとともに国際観艦式行事を進め、民軍和合と共生へ向かう転機をつくりたい」と明らかにした。

  国際観艦式には米国の原子力空母「ロナルド・レーガン」とロシアの「ヴァリャーグ」、オーストラリア「メルボルン」、インドネシアの帆船「ビマスチ」など外国艦艇19隻、韓国艦艇など43隻が動員された。日本の海上自衛隊は国内外で浮上した旭日旗をめぐる論争で艦艇を派遣しなかった。中国も事情上、軍艦を派遣しないと通知してきた。この中で11日行われた海上パレードには艦艇39隻が参加する。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が参加した中で民軍和合と共生の意味をこめて西帰浦市江汀村住民をはじめとする済州道民と国民パレード団に選ばれた一般国民500人も参加する。

  海上パレードの代表である座乗艦は4900トン級「日出峰」だ。国民パレード団の試乗艦は「独島」(1万4500トン)と「天子峰」(4900トン)だ。新型揚陸艦「日出峰」は世界自然遺産である済州西帰浦市城山日出峯(ソンサンイルチュルボン)の名にちなんだ。海軍は国際観艦式の済州開催を記念するために「日出峰」を座乗艦に選んだ。

  一方、海軍はこの日、「米海軍『ドナルド・レーガン』が反対デモのために11日入港できなかった」という一部メディアの報道を受け、「米空母運用の日程上、最初から海上パレード以降入港する計画」だったとし「事実と違う」と一蹴した。
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