【取材日記】韓国の鳥インフル防疫、言葉だけの対策では改善できない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.23 13:10
19日、韓国農林畜産食品部の鳥インフルエンザ(AI)制度改善支援タスクフォース(TF)チームがひとつの報告書を公開した。タイトルは「日本AI防疫体系現地調査結果」。農林畜産食品部と農村振興庁、農林畜産検疫本部などの関係者が昨年12月25日から30日まで日本を直接訪問して調査した内容だ。韓国の行き過ぎた密集飼育、穴だらけの防疫システム、後手の対応。報告書で取り上げられた問題点で新たに分かった事実はなかった。すでに何度もも指摘されてきた内容だ。
農林畜産食品部は日本出張の報告書を通じて韓国は防疫組織が不十分である点を強調した。防疫政策を担当する中央公務員が、日本は45人であるのに対して韓国は22人だとしている。検疫を担当する中央組織も日本が864人であるのに対し、韓国は424人であると記述されている。では確かめてみよう。本当に防疫組織が不十分なのか。