アイドルからクリエーターに…BIGBANG10周年、アイドルグループの新たな道開く(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.29 17:22
BIGBANGが今年デビュー10周年を迎えた。20日夜、ソウル上岩(サンアム)ワールドカップ競技場で開かれた10周年記念コンサート「BIGBANG10 THE CONCERT:0.TO.10.」は全世界から集まった6万5000人余りの「VIP(ビッグバンのファンクラブ)」らで埋め尽くされた。彼らが一緒に吹きだす熱は酷炎よりも熱かった。2006年8月19日にオリンピック体操競技場で開かれたYGファミリー10周年コンサートで人々に会って以来、すっかり変わった間に自分たちも自ら脱皮して新しく進化したことを改めて感じさせたステージでもあった。
昨年から今年にかけて成功的な「MADE」世界公演ツアーを終えて10周年記念公演まで成功裏に終わらせたBIGBANGについて記事を書いてみないかという中央SUNDAYの注文の前に少しだけ躊躇したが、今や「アイドルグループ」と呼ぶのも気まずいほどに大きくなったこの5人のエンターテイナーについて文化を研究する大学教授としてこれまで書かれなかった何かを書かざるをえないという負担は脱ぎ去り、BIGBANGのファンとして、そしてリーダーのG-DRAGONから学問的なインスピレーションを得て大学の授業時間に彼のイメージを活用している心理的な借りを返すという意味で、喜んで文を書いてみるといった。だからこの文はBIGBANGという韓国の大衆文化の中の「事件」について多少「学者-ファン(aca-fan)」の私心が込められた意見だ。
BIGBANGは8月19日にデビュー10周年を祝って多様なプロジェクトを行った。6月にワールドツアーの実況と準備期間を入れたドキュメンタリー『BIGBANG MADE』を封切りしたのに続き、今月20日にはソウル上岩ワールドカップ競技場でデビューから現在までの姿をひと目で見ることができるコンサート「0.TO.10」を行った。