ソウルの真ん中に韓国内初の独島体験館…14日オープン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.06 10:59
独島(ドクト、日本名・竹島)領有権をめぐる日本の挑発が続く中、ソウルの真ん中に独島体験館が初めてオープンする。鬱陵島(ウルルンド)に民間が設立した独島博物館があるが、政府が予算23億ウォン(約1億6000万円)を投じて独島体験館を設置したのは初めて。
東北アジア歴史財団と外交通商部によると、独島に行かなくても独島を五感で感じられる体験館が14日にオープンする。体験館はソウル中区義州路にある警察庁の隣のイムグァンビル地下1階。
体験館は歴史未来館・自然館・4D映像館の3つに分かれている。歴史未来館は統一新羅時代から現在まで、『三国史記』 『高麗史』 『世宗実録地理志』など独島に関する1500年の歴史記録が集大成されている。大韓帝国が独島を自国の領土として統治していたことを表す勅令と官報は、日本の論理に反論する貴重な史料だ。さらに日本の江戸時代に鳥取藩が「鬱陵島と独島は日本の領土でないことを確認する」として送ってきた答弁書、1877年に「鬱陵島と独島が日本の領土でないことを銘記すべき」という日本の渡海禁止令が彫られた木版(複製本)も展示する。