“日本のキム・スヒョン”坂口健太郎「体の中が空っぽだった時、韓国ファンから…」(2)

“日本のキム・スヒョン”坂口健太郎「体の中が空っぽだった時、韓国ファンから…」(2)

2018年07月06日16時00分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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4日、韓国中央日報のインタビューに臨む俳優の坂口健太郎。(写真提供=NKコンテンツ)
  --実際の性格は。

  「前向きなほうなのでマイナス的な感情には鈍い。普段は感情の『節電状態』を維持し、演じる時にエネルギーを一気に取り出して使う(笑)」

  --健司と似ている点もあるか。

  「健司と同じく映画館が好きだ。子どものころには休日に映画館に行くときは遊園地に行くことと同じくらい楽しみだった。日本では今でも古典映画を上映する映画館があるが、家でテレビで鑑賞するよりも映画と自分が1対1で向き合えるような感じがして好きだ」

  --相手役の綾瀬はるかとは是枝裕和監督の『海街diary』(2015)以来、2回目の共演だが。

  「前作では私はただの通りすがりの役だったから一緒に演技をしたという感じはほとんどない。今回は互いに楽しく撮影した。ドレスを着て現場に現れた綾瀬さんの堂々と気品ある姿を見て『彼女こそヒロインだ』とすぐに納得した(笑)」

  --映画で健司が属しているカラー世界にモノクロキャラクターの美雪が飛び込んでくるなど、モノクロとカラー、古典映画と現実が入り乱れる場面がおもしろかった。

  「コンピュータグラフィックで事後加工した場面だが、演じるときはいつも『美雪姫はモノクロだ』と言い聞かせていた。一方で、物理的には美雪姫がモノクロだが、健司こそ内面が無色に近い人物ではないだろうかと考えた。他人からいつも怒られて萎縮しているから。そのような健司がおきゃんな美雪姫によって自分だけの色に染まっていく感じを想像して演じた」

  --自分を色で表現するとしたら。

  「『ハッピーカラー』(笑)!一番好きな色は空色、黄色だ」

  落ち着いて話をしながらもときおり見せる笑顔にはえくぼがのぞいた。インタビューが和やかになるにつれて手の動作も大きくなった。韓国観の客に必ず見てほしいという代表作には次の2本を選んだ。「『ナラタージュ』は実際の自分とは正反対に悲しみに深く沈んだ姿を、(ロマンチックコメディの)『ヒロイン失格』では完ぺき男のキャラクターを面白く見ていただけるのではないかと思います」。

  すでに韓国にもファンが少なくない。坂口が来韓舞台の挨拶に立つ今回の映画試写会は1分で完売した。「韓国ファンのエネルギーはとてつもない。俳優は表現する職業なので、やればやるほど体の中が空っぽになる感じがするときがありますが、多くの力をいただいた」。

  韓国俳優のソ・カンジュン似のルックスで、韓日両国のファンの間で話題になったこともある。坂口が共演してみたい韓国俳優にソ・ガンジュンを挙げた理由だ。坂口は「最初はよく分かりませんでしたが、これほどまで周りの人から言われると縁を感じます」と笑った。『ごめん、愛してる』『シグナル』などの韓国原作ドラマを見て「映像を越えて伝わってくるスタッフと俳優のエネルギーが強力だった」と話した。好きな韓国映画には「ヒューマンドラマとスリルを兼ね備えた『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)」を挙げた。「良いタイミングに呼んでくれれば」と、と韓国映画への出演意欲も示した。

  映画・ドラマの他に演劇舞台(『かもめ』)を踏むなどして活動領域を広げてきた坂口は、現在に忠実でいたいという気持ちを幾度となく表わした。「未来に対する計画のようなものはありません。今、この時代を生きる坂口健太郎が溶け込んでいるような作品を残したいと思っています」

“日本のキム・スヒョン”坂口健太郎「体の中が空っぽだった時、韓国ファンから…」(1)
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