【コラム】東夷族の末裔だからアーチェリーに強いのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.20 14:53
2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を控えて多くの冬季スポーツ種目が帰化外国人選手を国家代表に選んだ。すでに10人余りの選手が帰化して太極マークを付けている。現在、帰化手続きを進行中や推進している選手まで合わせると、来年の平昌五輪韓国選手団の帰化選手比率は10%を超える見込み(130人中15人)だ。事実、これまで夏季種目にもサッカーの申宜孫(シン・ウィソン)やデニス・ラクチオノフ〔李城南(イ・ソンナム)〕(以上、ロシア)、李サビク(クロアチア)や卓球の郭芳芳・唐イェ序・石賀浄(以上、中国)らの帰化選手がいた。平昌五輪を控えてさまざまな種目の選手たちが先を争って帰化しているところをみると、最近の流れがはっきりと分かる側面もある。
帰化はこれまで冬季五輪で存在感を示すことができなかったスキーなどの雪上種目やアイスホッケーに集まっている。実際、韓国の歴代冬季五輪メダルは54個(金26・銀17・銅11)だが、すべてアイス種目(スピード、フィギュア、ショートトラックスケート)から出た。競技人口の底辺がそれほど広くないため選手を育てにくい現実と、五輪開催国なのに他国にメダルを取られてはならないとする切迫した心情が「帰化外国人選手を迎え入れる」という解決法につながった。