<韓国人の心、ビッグデータ分析>「3.喜び」…3人に1人「SNSで幸せ誇張」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.18 12:13
しかし市民が追求する価値と実際の生活は大きく異なる。社会生活と学業のため実際には旅行や文化生活など野外活動を十分に楽しむことができないという回答が多かった。回答者の61.4%は野外活動を月に2回以下しかできないと答えた。月に1回も野外活動ができないという回答も7.8%にのぼった。月に4回以上という回答は19.1%だった。
日常で喜びを得ると回答しながらも実際には余暇を楽しむことができない乖離について、専門家は「韓国人は他人より楽しくなければいけないという一種の『喜びストレス』に苦しむため」と説明する。高麗大のコ・ヨンゴン教授(心理学)は「幸せな生活も一種のスペックや他人以上にしなければいけないように認識されている」とし「幸せな生活のための社会的環境やシステムが不在した状況では、断片的な見せる形式の『喜び競争』に向かう人が増えている」と話した。