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【コラム】韓国、福祉国家拡大で不平等減らすべき(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.20 11:25
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まだ韓国は、ほかの国々に比べれば基本的な不平等が低い国だ。経済協力開発機構(OECD)資料によれば租税と福祉支出を通した所得の再分配移転では、OECDで最も平等な国が韓国だ。韓国の「基本的」な所得分配のジニ(Gini)係数は2011年基準0.342で(ジニ係数が1なら完全不平等、0なら完全平等)、スイス(0.368)が似ているだけで、ほかの国々は相手にならない(スイスの次に低い国がアイスランドの0.406で、最も高い国は0.555を記録したギリシャ)。

しかし韓国は福祉が脆弱だとみると所得再分配を経た後はOECDの34の加盟国の中で不平等も19位と平均以下の国になる。ほかの国々が福祉制度を通じて大変なく再分配をしているためだ。ドイツの場合は、基本的不平等のジニ係数が0.512で、米国の0.508よりも高いが、再分配以後の最終的ジニ係数は0.293で米国(最終ジニ係数0.389)はもちろん韓国(0.311)よりもさらに平等な国となる(注目する点は、米国もジニ係数を0.508から0.389に大きく減らすほど途方もなく所得再分配をしているという点だ)。

 
韓国の問題は、このように福祉制度を通した再分配が脆弱な中で基本的不平等を増加させている要因が次第に強化されているという点だ。各種の自由貿易協定(FTA)を通じて経済が開放され続けており、国内市場の規制がますます緩和され、企業文化も次第に米国式の「勝者1人占め」の文化に変わる傾向だ。福祉制度を通した再分配が強化されなければ、不平等問題が次第にさらに悪化するということだ。

不平等があまりにも高まれば葛藤が激しくなって生きていくには良くない社会となる。高い不平等は貧しい人々に過度なストレスを与え、肉体的・精神的健康を悪化させるという研究結果が最近、多く出ている。また高い不平等は階層移動を停滞させ、それによって長期的には経済成長にも悪影響を及ぼす。

市場を抑制して不平等を減らす過去のモデルが崩壊しているのならば、一日でも早く福祉国家の拡大によって不平等を減らす新しいモデルに移行することが必要だ。

張夏準(チャン・ハジュン)ケンブリッジ大学教授(経済学)


【コラム】韓国䆁福祉国家拡大で不平等減らすべき(1)

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