北朝鮮、GPSかく乱攻撃…キーリゾルブ訓練を妨害か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.07 08:53
4日に続いて6日の午前と午後、北朝鮮が衛星利用測位システム(GPS)をかく乱する電波を発射し、首都圏の西・北部地域で受信障害が発生した。
政府当局者は「4日と6日、ソウルと仁川(インチョン)、坡州(パジュ)など首都圏の西・北部地域でGPSを利用した携帯電話の時計が誤作動し、通話の品質の低下するなどの現象が発生した」とし「調査の結果、北朝鮮の海州(ヘジュ)と開城(ケソン)地域の北朝鮮軍部隊から強力な通信かく乱電波が発射されたことが分かった」と述べた。
北朝鮮のGPSかく乱電波発射が確認された直後の6日、一山(イルサン)などの地域では携帯電話に表示される日時が5日に変わるなど混乱が生じた。携帯電話の日時は衛星で受信するため、北朝鮮の電子戦攻撃によって携帯電話やナビゲーションなど衛星を利用する民間人に混乱が生じたのだ。北朝鮮のこうした電子戦は総参謀部偵察総局が主管しているという。北朝鮮のGPSかく乱電波は5-10分間隔で間けつ的に発射された。