「打撃目標は北朝鮮指導部」…韓米が弾道ミサイル初連合訓練
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.06 15:40
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韓米が北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)挑発に対応し、5日に東海岸で弾道ミサイル「武力示威」をした。この日午前、韓国軍の「玄武2A」(写真)と在韓米軍の「ATACMS」地対地ミサイルが同時に発射されている。合同参謀本部は「2つのミサイルが目標に正確に命中した」と伝えた。(写真=合同参謀本部)
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)挑発に韓米両国が弾道ミサイル「武力示威」で正面から対応した。先月30日(現地時間)、米ワシントンで文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のトランプ大統領が首脳会談後の共同声明で「韓米防衛態勢を通じて圧倒的抑止力を強化し、北の挑発に断固対応することにした」と発表した後、初めて「断固対応」の実体を見せたのだ。
韓米両国軍は5日、東海岸で「韓米ミサイル連合武力示威」を実施したと、韓国合同参謀本部が明らかにした。この日の射撃には韓国軍の「玄武2A」と在韓米軍の「ATACMS」地対地ミサイルが動員された。両ミサイルは同時に発射されて目標に命中したと、合同参謀本部は伝えた。軍の関係者は「射撃目標が『北のミサイル』でなく『敵の指導部』という表現に注目するべき」とし「必要なら金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が最も恐れる斬首作戦も辞さないという韓米の意志を見せた」と述べた。