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韓中のTHAAD葛藤、特使外交で解決しよう(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.08.29 16:47
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高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備をめぐる国内の争いを見ると、もどかしさを感じる。韓中間の激しい論争はやや落ち着いたが、それは水面に表れた氷山の一角にすぎず、水面下にある巨大な氷山の重みが我々に強くのしかかってくるという考えが消えないからだ。

筆者は過去30年間、政治外交の現場にあれこれとかかわってきた。外交を専攻した専門家ではないが、自分なりに「体感外交」のノウハウがあると自負している。長い経験からみて、すべての外交懸案が一気にすっきりと解決されるケースはない。別の大きなイシューが今のイシューを覆ってしまって忘れられたり、関心から遠ざかる場合がほとんどだ。

 
THAAD問題も同じだ。我々の内部の対立が激しくなったことで、相対的に中国の反発が弱まったように見え、この問題はほとんど解決したという錯覚を起こしやすい。しかしそれはとんでもないことだ。むしろ本当の試練は今からではないかと思う。

THAAD問題の震源地は北朝鮮だ。北朝鮮の核実験とミサイル発射で浮上した問題だ。核実験とミサイル発射がなかったとすればTHAADは必要ないだろうし、配備をめぐり対立する理由もない。結局、THAAD問題の本質は、北朝鮮の核が韓国に対して実質的な脅威になっているためという点だが、この本質に関する討論と議論は見られず、賛否論争ばかりが増幅している。

THAAD問題が浮上した初期に、朴槿恵(パク・クネ)大統領が前面に出るようにしたのは、外交安保チームの痛恨の失策だ。これは町内のおばさんたちのゴルフに朴仁妃(パク・インビ)選手を送り出す格好だ。朴大統領が中国にどれほどアピールする「良い商品」であるかを看過または軽視したアマチュア的な対応から生じたあきれる失敗だった。

朴大統領は中国の習近平主席、胡錦濤前主席らと格別な関係を結んだ。王家瑞元政協副主席、王毅外相、唐家セン元外相など韓半島(朝鮮半島)政策樹立に強大な影響を及ぼす人物と築いたきた縁と信頼は値が付けられない大きな資産だ。中国の大衆、特に若者が感じる朴大統領に対する人気もK-POPスターをほうふつさせるほどだ。筆者は上海総領事在職当時にこれを実感した。赴任初期に筆者が朴大統領の側近として誇張して紹介されると、中国有数の大学総長が競って私を食事に招待した。総長らは「朴大統領が中国を訪問すれば必ず私の大学で特講をするようお願いしたい」と要求した。中国の大学生の間で朴大統領はそれほど人気がある人物だったのだ。

朴大統領が性急に前に出るのではなく時間を置いて待っていたとすれば、THAAD問題を自然に解決する機会が訪れる可能性もあった。例えば9月に中国杭州で開催されるG20首脳会議を契機に中国とTHAAD対話をしたとすれば、自然に解決へ向かうこともあり得る問題だった。朴大統領が中国の最高位指導者と10余年間にわたり築いてきた信頼と友情をもとに説得して交渉すれば、両国がウィンウィンできる軸を設けるのは不可能でないということだ。しかし外交安保チームは朴大統領があまりにも早くTHAAD配備について直接発言する状況を作ってしまった。その結果、インターネットを通じた誹謗や韓流制裁など両国国民の感情的な争いに広がる状況にまで悪化した。 (中央SUNDAY第494号)


韓中のTHAAD葛藤、特使外交で解決しよう(2)

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