セウォル号で閉じた財布、景気回復いまだ不十分…倫理経営は覚醒(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.14 14:30
セウォル号惨事は経済にも相当なしわ寄せを残した。事故後、全国的な哀悼の雰囲気の中で消費が急激に萎縮した。大手金融機関や流通企業は各種行事や販促活動を先送りし、役員にゴルフ自粛命令も下した。多くの人が財布を閉じると内需業種が直撃弾を受けた。昨年4-6月期の民間消費は前期対比で減少傾向(マイナス0.4%)を記録した。消費が打撃を受けると4-6月期の国内総生産(GDP)成長率は前期対比0.5%増にとどまった。1-3月期の成長率(1.1%)と比較すると半減したことになる。
セウォル号の衝撃は最近おさまりつつある。昨年4-6月期に減少傾向だった民間消費は昨年7-9月期に0.8%反騰し、10-12月期には0.5%増えた。しかし景気回復傾向は依然として微弱だ。GDP成長率が昨年7-9月期0.8%に回復するようだったが10-12月期は再び0.3%と鈍化した。