<リゾート体育館崩壊事故>大雪でも行事強行…なぜその場所を選んだのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.19 10:01
大雪にもかかわらず山の中の行事場所を選んだことが惨事を招いた。雪のために救助作業まで遅れた。雪が降り続いた上にリゾートの入口から2~3キロ離れたところから車両が行き詰まって119救助隊員は救助装備を持って歩いていかなければならなかった。崩れた屋根を持ち上げるために17日午後10時に要請した100トン大型クレーンは翌日午前2時になって到着した。やはり雪と行き絡まる車のためだった。クレーンがきた後、2人の遺体が追加で発見された。救助活動をしたキム・ユイン釜山消防本部特殊救助団チーム長(45)は「救助装備がもっと早く投入されていたら残念な犠牲者を減らすこともできただろう」と話した。
行事場所には、学生の安全を責任を負うべき教職員がほとんどいなかった。大学はハ・スグォン学生処長と本部チーム長ら教授1人と職員2人だけを送った。釜山外大のチョン・ヘリン総長(75)は「学校行事とは別である総学の独自行事なので、学科指導教授を送らなかった」と話した。