輸出好調の中国…オリンピック招致で翼を得た日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.10 10:10
「景気指標の好調とオリンピック招致」。9日のアジア金融市場の関心は日本と中国に向かった。この日発表された両国の景気指標がともに予想を上回り、株式市場は急騰した。日本は2020年オリンピック(五輪)招致という新たな“翼”をつけた。
上昇の勢いは中国が強かった。この日3%以上急騰した中国・上海株式市場は一気に2200台を回復した。年初に輝いた上海株式市場は春以降、景気指標の鈍化に加え、経済体質の改善を最優先とするリコノミクス(李克強中国首相の経済政策)の影響で、6月27日には1950線に落ちた。しかし最近、景気回復の兆しが表れ、また反騰している。
上海株式市場の値上がりの原動力は中国の輸出実績だった。先月の中国の貿易収支は285億2000万ドルの黒字となり、予想値(200億ドル)を大きく上回った。輸出が前年同期比7.2%も増えたおかげだ。先月の中国製造業の購買担当者指数(PMI)は前月比0.7ポイント高の51となった。これは26カ月ぶりの最高水準。