「従北左派、大韓民国の恩恵を受けながらスパイの代わり…」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.11 17:03
韓国のユ・ドンヨル治安政策研究所選任研究官は「南派スパイやパルチザンがしていた韓国国内の北朝鮮支持の役割を、1990年代以降は親北左派勢力が代わりにしている」と主張した。 世宗研究所(所長・宋大晟)が10日に主催した「最近の北朝鮮情勢と変化の展望」というテーマのシンポジウムでだ。
ソウル三成洞(サムソンドン)ルネサンスソウルホテルで開かれたこの日のシンポジウムで、ユ研究官は「90年代末のソ連と東欧圏の崩壊、94年の金日成(キム・イルソン)死去、経済難にもかかわらず、金正日(キム・ジョンイル)が南北関係で自信を持って攻勢的な対南工作を展開した背景には、第2戦線といわれる韓国国内の従北左派戦線が形成されていたため」と述べた。