<中央グローバルフォーラム>「東アジア、紛争で利益見る政治家も」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.10 10:09
◆米中、競争なのか協力なのか=北京大の朱鋒教授は「東アジア式の冷戦時代が開かれるのではないか」という観測を否認した。彼は「習近平など中国指導部は、内部的な問題にさらに焦点を置くことになる」としながら「中国は米国のヘゲモニーを受け入れる立場を見せたところで、それに代えようとする意図を有していない。中国が強大国の力を乱用しているという証拠はない」と話した。
しかし反論も少なくなかった。ソウル大学の鄭在浩(チョン・ジェホ)教授は2018年に中国の国内総生産(GDP)が米国を追い抜くだろうとの展望を引用して「習主席の最初の5年は協力がキーワードになるだろうが、5年が過ぎれば米中間の力の移転が行われて競争が優先視されるだろう」と見通した。