豊田章男トヨタ社長は自ら中国型ハイブリッド車「雲動双擎」を紹介した。豊田社長は「徹底的に中国の顧客が満足できるように研究開発をしていく」と約束し、「中国現地の開発センターでハイブリッド部品を現地化していて、中国の消費者にハイブリッドの魅力を伝える」と述べた。

中国高級車市場を狙った動きも目立った。韓国で生産される新型ＳＭ７と双竜（サンヨン）車のチェアマンＷ　２．８などだ。クロム装飾を追加し、内部装飾も韓国モデルより高級にした。李裕一（イ・ユイル）双竜車代表は「チェアマンＷ　２．８モデルをきっかけに、中国高級車市場で攻撃的なマーケティングをする」と述べた。

メルセデスベンツは最高級仕様を採択したＧ－クラスを展示した。ＬＥＤヘッドライトを付け、内部の素材を高級化した。アウディはＡ６のホイールベース（前輪と後輪の距離）を長くした新型Ａ６Ｌを出した。現在、中国で販売される高級車種では現地で生産されているアウディがトップで、ＢＭＷとメルセデスベンツがその後に続いている。調査機関のグローバルインサイトは今後５年間に中国高級車市場が２倍以上に成長すると予想した。起亜車は来月２日に国内市場で発表する高級セダンＫ９を来年、中国で販売する計画だ。

一方、ルノー日産のカルロス・ゴーン会長はグローバル記者懇談会で、「ルノーサムスンが韓国市場で強力な挑戦に直面しているのを知っている」とし「しかし決して韓国市場からルノー日産が撤収することはない」と述べた。ルノーサムスンは最近、営業赤字が深刻になり、ルノー日産グループがこの会社を売却するという噂が広まったりもした。


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