MT車には長所も多いが…韓国市場では「絶滅」危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.06 14:47
あれほど多かった「スティック」はすべてどこへ行ったのだろうか。手動変速機(マニュアルトランスミッション、MT)車両が韓国で「絶滅危機」に瀕している。現代自動車が昨年国内で販売した62万7309台(15トン以上大型トラック・バスなどは除外)のうち、手動変速機を装着したMT車は7734台(1.2%)に過ぎなかった。MT車の販売が継続して低調な状況で、ことしは販売車両の100台中1台も占めることはできないかもしれない。
他の国内自動車メーカーもほぼ同じような状況だ。中央日報の調査の結果、昨年双龍(サンヨン)自動車が国内で販売した全体車両のうちMT車は508台(0.49%)に過ぎず、ことし上半期はさらに減少した全体販売車両のうち200台(0.37%)にとどまった。ルノーサムスン自動車は手動変速機を装着したモデルを最初から製造していない。その上、韓国GMの場合、軽自動車「スパーク(Spark)」と小型車「アベオ(Aveo)」のMT車の販売比率がそれぞれ15%、7%と高いほうだったが、スポーツユーティリティー車両(SUV)の「トラックス(Trax)は2%水準だった。