北朝鮮の金養建、地雷挑発について「原因不明の事件」主張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.28 08:36
北朝鮮の金養建(キム・ヤンゴン)党対南秘書兼統一戦線部長は今月22~24日、南北高官接触に関連して「今回の合意精神に基づいて南北関係を改善するために積極的に努力していく」と述べた。黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長とともに板門店(パンムンジョム)交渉当事者である金秘書は27日、朝鮮中央テレビとの一問一答報道形式で「北と南が原因不明の事件で揺れ動くような事態に巻き込まれ、情勢を悪化させて極端な方に走ってしまうようなことは避けなければならない」と話した。
金秘書が今月4日に非武装地帯(DMZ)で発生した木箱入り地雷挑発に対して「原因不明の事件」と述べたことに対し、一部からは遺憾を表明した南北高官接触の共同声明文を否定することにならないかとの指摘が上がっている。