安倍首相の快走…70%支持率の原動力は“反省ノート”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.01 13:24
その原動力になっているのがまさに“安倍ノート”だ。 安倍首相は2007年9月に退陣した直後、ノート数冊に政権当時の反省点を整理した。▲誤った人事の収拾に国政エネルギーの消耗過多▲非効率的な政策決定過程、など反省する点が一つや二つではなかったという。安倍首相は「私の心の中のあらゆる事を整理して書いているので妻にも見せられない」と打ち明けている。暇ができるたびに整理した“反省文ノート”は、次第に次期政権運営の“アイデア手帳”になった。
葛藤を引き起こす余地が大きい外交政策は後回しにして、経済再生に絞って政権序盤の勝負の賭けに出ることや、内閣には友人よりも反対勢力を抱え込んで起用しなければならないという容認術も、このノートに書かれているという。朝日新聞は首相側近を引用し、「政権スタート直後、財務省によって10兆円を超える大規模追加予算を編成させたことや、日本銀行に『速やかに2%の物価上昇目標を達成する』という声明を発表させたことも、ノートに記されていたシナリオ」として「安倍首相はこのごろも、決断の瞬間にこのノートを繰り返し読んでいる」と伝えた。