<インタビュー>俳優大谷亮平「『鳴梁』で耳にケガ、トラウマに」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.06 14:11
--チェ・ミンシク氏と映画を撮りながら多くのことを学んだようだが。
「周辺から聞いた話が多かった。誰かは『天下のチェ・ミンシク』という話もしていた。それだけ演技ではついていける者がいないと。うれしいながらも心配にもなった。同じシーンを撮る時は、そんな思いが離れなかった。『チェ・ミンシクがすべて』みたいなものがあるだろう。演じながらチェ・ミンシク先輩とセリフをやりとりすると本当に不思議なくらいだった。しかしプレッシャーを与える方ではなかった。『気楽にやろう』という話をよくした。有難かったし、温かく感じられた。多分、李舜臣(イ・スンシン)将軍のもとで一緒に戦う役をつとめた俳優は、チェ・ミンシク先輩を本当に李舜臣だと思っていただろう。私は本当に『あの先輩について行こう』という思いで演じていた」