韓流ブームに乗りペルーにまで輸出されたごみ埋め立て技術
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.24 11:41
14日、ペルーの首都リマ市内にある環境省庁舎。首都圏埋立地管理公社のキム・ナクビン事業理事とペルー環境省のアルサイド・コリア国立生態公園推進団長が「廃棄物管理および資源化事業に対する協力意向書」に署名した。韓国のごみ埋め立て技術が「韓流ブーム」に乗りペルーに輸出される道を開く瞬間だった。「韓流ブーム」が韓国式ごみ埋め立て技術分野にも吹いている。韓国のごみ埋め立て技術は世界的に有名だ。生活廃棄物を親環境方式で埋め立て、埋め立てガスから電気を生産する先端技術を確保しているためだ。
ペルーのごみ埋立地は全て小規模なため親環境処理技術が不足している。これを解消するため生活ごみの処理と資源化に向けた国立生態公園の建設を進めたが技術力が問題だった。悩んだ末にペルー環境省は世界的に技術力を認められている仁川(インチョン)の白石洞(ペクソクドン)首都圏埋立地をモデルとすることになった。首都圏埋立地公社は7月中に妥当性調査が終わり次第ペルー政府に事業提案書を出す予定だ。チョ・チュング首都圏埋立地公社社長は、「今回の協約で韓国のごみ処理および資源化技術がアジア・アフリカ・ロシアを超え中南米まで進出することになった」と話した。