「人口の3分の2が毎年海外旅行…韓国は最もホットな市場」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.11 13:33
中国最大手OTA(オンライン旅行会社)で、ナスダック時価総額基準で世界2位となる「Ctrip(シートリップ)」がアジアで初めて韓国で顧客センターをオープンする。シートリップグループのCEO、孫潔(ジェーン・スン)氏は10日、ソウル・ウェスティン朝鮮ホテルで行った記者懇談会で「今月中にソウル鍾路(チョンノ)タワーに韓国人相談員200人規模の顧客センターをオープンする」として「世界化と現地化を結び付けたグローカライゼーション(G localization)をソウルで披露するだろう」と話した。孫氏は「韓国顧客の76%は電話でフィードバックをするが、これは他の国に比べてはるかに多い割合」としながら「韓国消費者の苦情を早く受け付け、解決するために24時間で運営する」と話した。
韓国への投資は中国に本拠地を置くシートリップが世界的な企業として生まれ変わるための布石に読まれる。最近、シートリップ(Ctrip)の「シー(C、china)」を消した「トリップドットコム」(trip.com)ブランドを前面に出したのもそのためだ。実際、孫氏は約1時間の発表と質疑応答で「シートリップ」という言葉はほぼ使わずに「トリップドットコム」を強調した。