【コラム】強みの多い韓国のスタートアップ…第4次産業革命韓流を率いる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.11 13:08
ブラジルのスタートアップアクセラレーター(新生ベンチャー企業発掘・支援機関)のスタートアップファームのアラン・レート最高経営責任者(CEO)がこのほど訪韓し、韓国市場を一緒に視察した。この機関はこれまで249社のスタートアップを育成し、その企業価値は総額1兆ウォンに達する。南米最高の眼識と実績だ。
そんなレート氏が地球の反対側まで一気に飛んできた理由は、韓国のスタートアップ市場がそれだけ魅力的であるためだ。まず技術力が優れている。創業支援空間であるDキャンプ、グーグルキャンパスソウル、スパークラボなどを訪問し多様な韓国スタートアップに出会ったが、優れた技術力、研究成果に驚きを禁じ得なかった。ブラジルのスタートアップは一般的にサービス業が中心だが、韓国のスタートアップは技術関連会社も多い。スタートアップが成功するには良いアイデアだけでなく技術力も重要だが、韓国はこうした点で特に強い。製造分野と密接な関連を結んでおり、試作品もすぐに作れる。