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【コラム】空いていくソウル、サロンを作ろう(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.14 17:06
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エマニュエル・パストリッチ(韓国名イ・マンヨル)、ハーバード大学博士出身の慶煕(キョンヒ)大学教授だ。ちょっと前に『韓国人だけが知らない、もう1つの大韓民国』という本を出した。彼は韓国がアジアの新たな1等国家になることができると見ている。それ相応の偉大な文化・歴史・科学技術を持っているということだ。彼は韓国の農業・農村で「地球村」を導く希望を見る。ただし都市には酷評を加えている。ソウルはベルリン・パリに比べて決してひけをとらない文化・精神・自然環境を持っていたが、市民はこれを管理・再建するのに関心を見せないという指摘だ。「特定地域全体の再開発だけ重視する姿だ。その結果、韓国の都市環境はどっちつかずの中途半端な姿になった」。

イ・マンヨルは「ソウルと言えば特徴のない高層ビルだけが浮び上がる」という数多くの異邦人の中の1人だ。魅力的な食べ物・大衆文化・漢江(ハンガン)・北漢山があるのに、これを活用できないと指摘する。住む家が不足してマッチ箱のような住宅を作らなければならなかった時期があった。全国から集まる人々を受け入れて成長の動力とした時、アパート共和国は正当性を維持した。だがソウルの人口は4年前に頂点をつけた。20年後には800万人台に落ちる。不動産大当たりの時代も過ぎ去った。数十年間、猛威を振るっていた乱開発は寿命を皆終えた。

 
そうでなくてもソウルには新しい活力を吹き込む「風洞」(人工的に風を起こす装置)が必要だった。このような状況で都心のあちこちに途方もなく大きな空間が生じている。それ自体も過密都市にとって貴重な場所だ。さらに一歩進んで、ここをうまく活用さえできるならば未来の世代にとって大きな祝福になるだろう。大韓民国・ソウルの限界をとりはらい、創造・革新を吹き出す風洞になるならばの話だ。

イ・マンヨルはソウル安国(アングク)駅周辺などを見るとイタリアのルネサンスを思い出すといった。活発な文化と科学技術、金融がルネサンスの土台であった。ソウルにも3つの流れがあるということだ。ただし流れが会う場所が必要だ。当時イタリアにはサロンがあった。数多くのダヴィンチが集まって文化・芸術・科学の見識を分けあって新しいプロジェクトを考え出せば金融がこれを後押しした。公共機関が離れていった場所に、優先的に入居するのは開発会社の事務所ではなくサロンだ。

イ・キュヨン論説委員


【コラム】空いていくソウル、サロンを作ろう(1)

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