北朝鮮の水害で死亡・不明500人、韓国政府は支援めぐり苦悩
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.06 09:03
この夏の台風と水害による北朝鮮の死亡・行方不明者が500人を超え韓国政府が北朝鮮への支援をめぐり苦悩している。北朝鮮当局が被害状況を積極的に伝え支援確保に力を入れており、国際機関の支援に続き韓国の民間団体も準備をしているためだ。
北朝鮮が人命被害を初めて公開したのは先月20日。当時台風7号により住民7人が死亡したという朝鮮中央通信の報道に韓国政府は例年水準程度と感じていた。だが、同月28日に朝鮮中央通信は「台風と集中豪雨で88人が死亡し134人が負傷した」と伝えた。引き続き今月1日には「先月29~30日の豪雨で31人が死亡し16人が行方不明になった」と追加被害を明らかにした。4日の報道では「6月末から7月31日までに169人が死亡し行方不明者が400人余り」と伝えた。