トランプ氏の「防衛費負担要求」、テストケース最優先は韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.02 11:36
これに対し「クリントンの米国」は伝統的韓米関係に忠実だ。クリントン氏は先月2日の外交安保構想演説で「同盟が駐留地を提供し、われわれが迅速対応することが可能になる」と強調した。在韓米軍を直接取り上げてはいないが米国政府が財政的負担を負って維持する米軍の海外駐留を当然視する。クリントン陣営の外交安保分野を指揮するジェイク・サリバン氏は民主党大会の際の外信記者懇談会で「韓米同盟は堅固だ」とまた強調した。
クリントン氏はむしろ軍事同盟を日本に拡張する可能性を予告した。クリントン氏は2日の演説で、「国務長官時代に同盟である日本・韓国とともに北朝鮮の指導者がわれわれに向け無謀に弾頭を発射すればこれを撃墜する準備ができたミサイル防衛(MD)システムを構築した。3カ国はこのシステム構築に寄与し、今月合同訓練を実施するが、これが同盟の力だ」と強調した。