주요 기사 바로가기

特恵を受けて責任を負わない賎民上層が「ヘル朝鮮」の自嘲を作る(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.08.29 14:37
0
「遠い国に行ってみようか/行ってみて飢えれば鼻歌でも歌ってみようか/どうせ悔しい思いをするのなら/母国よりもっと悔しい思いを/骨身にしみて暮らしてみようか…」。

22日、ソウル光化門(クァンファムン)のあるカフェで会った元老社会学者、宋復(ソン・ボク)延世(ヨンセ)大名誉教授(80)は詩を詠んだ。詩人・朴在森(パク・ジェサム)氏の『序詩』だった。1950-60年代の希望を見つけるのが難しかった青年時代、宋教授が叫ぶようにして路上で詠んだ詩だった。宋教授は「時代の絶望」を自虐する詩だと紹介した。

 
「この国に暮らすのがどれほど悔しくつらくて、他の国に行って暮らそうとしたのか。絶対的絶望に陥っていた若者の怒りと挫折が込められた詩だ」。

宋教授が数十年前の愛誦詩を取り上げたのは、当時の若者の怒りが50年余り過ぎた今によみがえったと感じているからだ。「わが国は世界10位圏の富国になった。ところが若者はまた絶望を話している。『ヘル朝鮮』などの言葉を聞いて、その原因について悩んだ」。宋教授は最近、悩みの結果を込めた著書『特恵と責任』を出した。

--若者たちはなぜ怒っているのか。

「根本的な原因は我々の社会の貪欲的上層のためだ。ネクソンの株を賄賂で受けた容疑で裁判を受けている陳キョン準(チン・キョンジュン)元検事長、息子が機動警察で職務特恵を受けた禹柄宇(ウ・ビョンウ)青瓦台民情首席秘書官、国民を犬や豚のように見る教育部企画官など上層にいる人たちが見せた行為は本当に恥ずかしいことだ。彼らを見ていると希望が見えない。若者は『ヘル朝鮮』と叫び、この国を脱出したいと感じる」

--我々の上層はなぜそうなのか。

「我々の社会の上層は概して当代にその地位に上がった人たちだ。私はこの人たちを社会のエリートで政治・経済・社会・文化各職域の権力を握った高位職層の『ニューハイ(New High)と大企業家層の『ニューリッチ(New Rich)』に分類する。この人たちには西欧社会のように数世代にわたる歴史がない。祖父の世代から積み上げられてきた常識・教養・文化と倫理が内面化されていないということだ。内面化とは無意識的に行動する時でも教養を守ることを意味する。酒に酔っても限度を越えず節制できるほどの水準だ。ニューリッチはそれなりに家の歴史も古く、幼い頃から子どもの訓練をよくするという面でまだよい。いま韓国がこの水準まで来ることができたのはニューリッチのおかげだ。しかし各種試験などを通じて上層に上がったニューハイはそうでない。自分が受けている特恵を認識できず、責任を果たさない『賎民上層』の姿を見せている」

--西欧とはどんな違いがあるのか。

「西欧には上流社会が存在する。200年以上も地位を維持してきた尊敬を受ける集団、尊敬を受ける階層がある。米国の最高裁判事、英国の貴族がそうだ。英国のヘンリー王子は王族だが、アフガニスタンに行ってヘリコプターを操縦した。こういうものが真のノブレス・オブリージュ(社会指導層の道徳的義務)だ。しかし韓国社会の高位職層は歴史が短く、それができていない。そのため自分の下の人に大きな態度をとり、一般大衆を相手に傲慢な行動をする。我々の高位職層の子どもの兵役免除者は20%を超える。一般人は4%にならない。軍隊に行ってもみんな楽な職務を引き受ける。このようなことを見てこの人たちを尊敬するだろうか」

宋教授は高位職層が自分たちが特恵を受けたという点をはっきりと認識するべきだと述べた。この人たちが高い地位に就けたのは自分の努力と同じくらいの運が作用した結果という理由からだ。

--高位職に就いた人は納得しがたいようだ。

「高位職層に対し、今の地位にどのように上がったかと尋ねると異口同音に答える。『自分の努力と血と汗の成果だ。ただ自らを高め、練磨した競争力を通じて手にした』という。さらに富裕層の家庭に生まれた人たちも話す。『環境には恵まれていたが、社会の激しい競争関係を勝ち抜いたのは自分の努力のため』と。この人たちが努力したのは事実だが、これは半分の真実だ」 (中央SUNDAY第494号)


特恵を受けて責任を負わない賎民上層が「ヘル朝鮮」の自嘲を作る(2)

特恵を受けて責任を負わない賎民上層が「ヘル朝鮮」の自嘲を作る(3)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    特恵を受けて責任を負わない賎民上層が「ヘル朝鮮」の自嘲を作る(1)

    2016.08.29 14:37
    뉴스 메뉴 보기
    宋復教授はインタビュー中、『論語』と『孟子』に出てくる言葉を使って特恵を受けた上層の人たちが責任を果たすべきだと強調した。
    TOP