俳優で歌手のパク・ユチョンさんが９カ月ぶりに潔白を証明した。ユチョンさんは性暴行などを合４件の告訴事件すべてで無嫌疑処分を受けた。潔白を証明したユチョンさんの復帰は果たして可能だろうか。

ソウル中央地検は１３日、ユチョンさんを相手取り起こされていた性暴行など４件の告訴事件に対して無嫌疑処分を下した。

ユチョンさんの代わりに、ユチョンさんを１次告訴した告訴人など３人が恐喝未遂および誣告（虚偽告訴）罪で懲役２年の実刑宣告を受けた。２次事件の告訴人も誣告罪でソウル中央地裁に書類送検された。３、４次告訴事件の場合、告訴人が行方不明で、誣告罪の捜査が行われなかった。

これでユチョンさんは９カ月ぶりに４件の性暴行事件から自由を勝ち取った。現在、ユチョンさんは江南（カンナム）区庁で社会服務要員として服務している。ことし８月に招集が解除される予定だ。召集解除まであと５カ月も残っておらず、復帰にも関心が集まっている。社会的な制裁がなくなり、復帰に青信号が灯ったのだ。

ユチョンさんは所属事務所を通じて「社会的に問題となり、大きな愛を受けた人間として、徳的な責任感を持てなかったことに対して心から頭を下げ、深くお詫びの言葉を申し上げたい」とし「この事件を機に公人としての人生を振り返り反省し、心に深く刻みたい」と明らかにした。

だが、依然として大衆の視線は厳しい。昨年の「パク・ユチョン性スキャンダル」でユチョンさんは多くの非難を受けた。潔白を証明したからといって損なわれたイメージは一瞬で回復できない。彼の今後の歩みに関心が集中している。