銅線通話43年、北のヘルメット警備4年…時間が避けていった板門店(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.28 16:43
ここは体制競争の第一線だ。1970-80年代、漂流漁夫や軍人が北側に送還される時、韓国側が与えた服と贈り物を投げ捨て、パンツ姿に戻った。最近はこういうことがなくなったという。ある関係者は「時々、南側に向かって『金正恩元帥様、万歳』と叫ぶが、生計のためと見えて胸が痛むことが多い」と話す。
板門店は2つの顔を持つ。冷戦時代の激しい南北体制対決時期は血のにおいが漂った。76年の8・18斧蛮行事件で米軍将校が殺害された時は最悪だったという。