MERS発生後、直ちに隔離・移送…韓国の病院は3年前と違っていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.10 11:03
3年ぶりに韓国に中東呼吸器症候群(MERS)患者が流入する中、過去とは違った対処が注目されている。ずさんな対応システムが厳しい批判を受け、関連公務員の多くが懲戒を受けた。感染病の対応規定を変え、病院が変化し、相当な予算を投じた結果がそれなりに効果を発揮したとみられる。
韓国保健当局は8日午後6時、MERS確診患者が出た事実を記者にSMS(ショート・メッセージ・サービス)で知らせた。確診判定から2時間後だ。続いて午後7時30分に記者会見を開き、患者Aさんがサムスンソウル病院を経てソウル大病院で隔離治療を受けているという事実を知らせ、病院の実名を公開した。また、Aさんが搭乗した航空機の便名と動線も公開した。