米国NASA、韓国仁荷大に宇宙探査体の共同研究を提案

米国NASA、韓国仁荷大に宇宙探査体の共同研究を提案

2017年04月12日09時16分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国仁荷(インハ)大がアジア大学のうちでアメリカ航空宇宙局(NASA)から共同研究という異例の「ラブコール」を受けた。仁荷大は11日、NASAが推進中の深宇宙探査計画「ヘリオスプロジェクト」に参加すると明らかにした。太陽風などを利用して深宇宙(地球重力や磁場の影響が及ばない宇宙)を探査する探査体の核心部品の開発技術力を認められたためだと大学側は説明した。

  仁荷大とNASAは今月3日、共同研究のための技術協約(SAA、Space Act Agreement)に合意した。

  続いて共同研究のためにNASAラングレー研究所の研究陣が17日に同校を訪問する予定だ。ラングレー研究所はNASAが運営している3カ所の研究所の一つで、先端素材や宇宙船システムなど宇宙科学分野の研究を行っている。

  今回のヘリオスプロジェクトは2030年以降の深宇宙探査に向けた探査体の開発が核心だ。探査体は惑星を周回しながら惑星を観察する役割を担う。

  仁荷大は現在、薄さが髪の毛の10分の1水準に満たない薄膜を作ることができる最先端素材技術力を保有している。また、2年前からは薄膜を広げた時に支える超軽量素材の開発にも乗り出した状態だ。

  NASAはこの技術を通じて探査体に全長220メートルの翼をつけようとしている。通常、探査体の翼が2~6枚である点を考慮すると、両側に展開する場合、長さだけで440メートルにもなる。440メートルの翼が太陽風などの各種宇宙環境に耐えるには、翼が割れたり折れたりしてはいけないため、仁荷大の核心技術が必要だという。

  NASAは仁荷大の核心技術を基に宇宙探査体の翼と支持台を展開したり格納したりできる探査体本体と制御システムの開発を共に行う。探査体の重さも18.3キロの超軽量で製作する作業も共に進めていく。このように製作された探査体の初めての試験飛行は2025年だ。

  今回のプロジェクトに参加するキム・ジュヒョン仁荷大機械工学科教授は「NASAとの今回の合意は仁荷大が持つ技術力が認められたという意味」とし「NASAとの今回の協力を通じて韓国型発射体や次世代小型衛星発射などの韓国航空宇宙研究分野に多いに役立つものと期待される」と述べた。
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