【コラム】8歳の北朝鮮少女ジンミの「太陽の下」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.20 17:08
北朝鮮の核への対処も同じだ。1月の咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)での4回目の核実験に対し、韓国の環境団体は口を閉じた。済州江汀村の民軍複合港建設場のグロムビ岩と京釜(キョンブ)高速鉄道千聖山(チョンソンサン)区間のサンショウウオを救うといって乗り出した姿とは違う。反核デモの便りに登場したのは中国の環境団体だった。
開城(ケソン)工業団地内の韓国人が140日間ほど滞留する事態が続いたが、我々の人権団体は沈黙した。ところが先月脱北入国した中国内北朝鮮食堂の女性従業員に会うといって最近は政府機関に圧力を加えている。北朝鮮の対南扇動媒体が「女性従業員1人が断食死亡」と流した主張を根拠に挙げる。「事実無根」という政府の説明にもかかわらずだ。女性団体は朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する北朝鮮の低劣な「女性侮蔑」と嘲弄に対しては批判の立場を全く表さない。