韓経:同時にさく裂した4大悪材料…「KOSPI1800も安心できず」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.12 15:32
だが一部では「春節(旧正月)連休」期間に休場した中国の上海株式市場が来週開場すれば海外からの「衝撃波」が本格的に押し寄せる可能性を表わしている。国際原油価格の下落と欧州銀行のリスク、北朝鮮の変数、実績不振など変動性を大きくする要因が幾重にも積み重なっている点も指数1850ラインの「防御線」に自信を持てない理由だ。イ・ジョンウIBK投資証券リサーチセンター長は「先進国の証券市場が高点対比20%以上落ちた点を考慮すれば、韓国市場も本格的な下落場に入ったと思われる状況」としながら「KOSPI指数1800ラインも安全だと確言できない」と見通した。イ・チャンモクNH投資証券リサーチセンター長も「3月の連邦公開市場委員会(FOMC)会議前までは不安が持続するほかはないだろう」とした。
一方、パク・ヒョンジュン韓国投信運用コア運用部門長は「韓国の証券市場は米国・日本などと比べれば相対的に善戦している方だ」としながら「米国の金利引き上げが事実上難しくなり、グローバル悪材料が沈静傾向を見せれば韓国の株式市場が最も早く反騰する可能性もある」と話した。
◆欧州系資金どれほど流出するか