【取材日記】韓国財閥3世の「麻薬パーティー」と彼らが住んでいる世界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.02 22:02
韓国財閥家3世の犯罪スキャンダルにはトレンドがある。2年前、ハンファ3世の暴行事件を経て昨年は大韓航空3世のパワハラで財界が騒々しかった。今年は麻薬が波紋の中心だ。今月1日、麻薬購入容疑で警察に立件された事実が知らされたSKグループ創業者の孫チェ氏(31)と現代一家3世のチョン氏(29)のことだ。
米国の社会学者エドウィン・サザーランドは1930年代に有名な犯罪学習理論を出した。特定の集団が自分たちだけの道徳体系の中で犯罪行為の肯定的な面を多く頻繁に学習する場合、犯罪をますます簡単に学ぶようになるという内容だ。韓国では「草緑は同色」ということわざがこれを代弁している。
SK3世のチェ氏と現代家の3世チョン氏はともに同じ麻薬供給者から大麻を購入した。警察は麻薬供給者イ氏から、チョン氏とチェ氏が大麻購入の問い合わせをしたという陳述も確保したと伝えられた。