韓経:同時にさく烈した4大悪材料…「KOSPI1800も安心できず」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.12 15:32
米国の景気鈍化や欧州銀行の不健全化の可能性、日本の株式市場の急落、そして韓国・北朝鮮間の緊張高揚など旧正月の連休期間にふくらんだ4大悪材料が韓国金融市場を強打した。11日、3日間の連休を終えて開場した株式市場は3年9カ月ぶりにKOSPI指数が最大落ち幅を記録して締め切った。この日に開場した香港証券市場も急落傾向を見せるなどグローバル金融市場全般の投資心理が悪化の一途を歩んでおり、韓国市場もたやすく「脱出口」を見出せないものと予想されている。
◆累積した衝撃「単発」か
この日、主な上場企業は業界の状況や実績・業種を問わず「うず」に巻きこまれるように一緒に急落した。有価証券市場の上場企業の86.57%にあたる767銘柄が下落し、5%超えて下落した銘柄だけで有価証券市場の上場企業の4分の1(24.49%)にあたる217銘柄に達した。サムスン電子・韓国電力・現代自動車など有価証券市場の時価総額上位1~16位の銘柄がすべて下落した。