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<高層ビルで謎の揺れ>「揺れの原因はエアロビと暫定結論」

ⓒ 中央日報日本語版2011.07.19 17:15
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5日に発生した高層ビル「テクノマート」(ソウル九宜洞)の揺れの原因は、フィットネスセンターでのエアロビによって発生した共振現象のためという暫定結論が出された。

テクノマートの安全診断を担当した檀国(タングク)大のチョン・ラン教授ら大韓建築学会所属の教授は19日、ソウル九宜洞(クウィドン)「テクノマート」でブリーフィングを行い、「フィットネスセンターでリズムに合わせてジャンプをしたことで振動が発生したという暫定結論を出した」と明らかにした。

 
この日、大韓建築学会などが揺れの原因として推定した事務棟12階のフィットネスセンターで集団エアロビを公開試演した結果、38階に設置された振動計測器の振動が常時の振動に比べて10倍ほど大きくなった。

公開試演に参加した成均館(ソンギュングァン)大建築工学科のイ・ドングン教授は「集団エアロビによる同一で反復的な律動が建物の共振現象を誘発し、高層部の共振現象を大きく増加させたと判断される」とし「5日に発生した揺れの原因である可能性が大きいと推定される」と述べた。

共振現象とは、構造物が持つ固有振動数と同じ振動数を持つ外部の力を周期的に受けた場合、振幅が大きくなりエネルギーが増加する現象をいう。

一方、エアロビとともに原因に推定されたフィットネスセンターのランニングマシンと4D映画館は、今回の振動には影響を及ぼさないことが判明した。

今後2-3カ月間にわたり常時振動と風による振動などさまざまな原因について精密に検討し、最終結論を発表する予定だ。

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