北核エンドゲームが開始…完全な核廃棄を堅持しよう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.26 15:41
楽観も悲観もしてはならない複雑な状況の中で、我々は非核化のための正面勝負を迎えた。今回が非核化のための最後の機会という点で余裕はない。韓国は米朝仲裁者を越えて当事者として韓国の国益が反映された非核化交渉の結果を得る必要がある。このためには次の事項に留意しなければいけない。
1つ目、我々の交渉目標である「完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄(CVID)」を堅持し、凍結や一部縮小で終わらないようするという点だ。北朝鮮が体制生存の根幹であり対南軍事力の劣勢を挽回するために開発した核・ミサイルプログラムを簡単に放棄するはずがないだけに楽観的な期待は禁物だ。2つ目、韓米間の徹底的な連携を維持することだ。北朝鮮の核武装に関連し、韓国は北朝鮮の非核化、米国は第3国不拡散と本土攻撃能力の遮断に重点を置いていて隔たりがある。米国が交渉妥結まで完全な非核化の立場を堅持するよう確実に対応する必要がある。