韓経:活力を失った韓国産業団地…生産・輸出・稼働率すべて下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.09 11:11
韓国の経済成長を牽引してきた国家産業団地が沈滞している。過去5年間、生産、輸出、稼働率など実績指標が一斉に落ちたという指摘だ。
韓国経済研究院は8日、報告書「国家産業団地実績分析」で、「国家産業団地の昨年の総生産は538兆ウォン(約54兆円)と、2012年(616兆ウォン)以降、年平均2.6%減少した」と発表した。1社あたりの生産額も同じ期間に129億5000万ウォンから108億5000万ウォンへと年平均3.5%減少した。国家産業団地内の業者は5年間に4万7553社から4万9633社へと2000社以上も増えたが、総生産規模は減少した。
韓国経済研究院の今回の報告書は、韓国産業団地公団の資料「主要国家産業団地産業動向」に基づき、2012年以降の国家産業団地の実績指標を分析した。調査対象は44カ所の国家産業団地のうち韓国産業団地公団が管理する32カ所。