韓経:【コラム】グローバル分業に再び活気…韓日中間の貿易に火が付いた(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.29 12:57
◇世界の貿易量増加をどのように見るのか
世界の貿易量が急速に回復している。貿易が構造的沈滞期を迎えたという国際機関の分析や見通しとは相反する。原油価格やドルも大きな変動性を見せずにいる。何より一時鈍化していたグローバルバリューチェーン(GVC)にともなう分業構造が再び活発になっている。インターネットやネットワークで形成される新たな製造業形態が光を見ている。特に韓国と中国、日本からうかがえる3カ国間の貿易量増加は新北東アジア協力体制を予告している。こうした状況が果たして構造的なのか一時的なのか疑問は依然として残る。現在の世界的な貿易現象をどのように読むべきか。